ねる前にきくアロマ #24 シダ―ウッド 他のオイルとブレンドすることで、閉塞感をとり、忍耐力を与えてくる

今日も一日お疲れさまでした。
一日のしめくくりに、
アロマのお話しでほっと一息、
からだもこころも
癒してあげましょう。

こんばんは。セラピストのはらみなこです。

お彼岸は天候が荒れていますが、
一歩一歩、春らしさが増してきますね。

今回は、
冬から春へのからだの切り替えのために
他のオイルと組み合わせてつかうとよい
シダ―ウッドのエッセンシャルオイルを紹介します。

シダー

マツ科の常緑針葉樹であるシダ―ウッド、
高さ30メートル以上にもなります。
エッセンシャルオイルは、
その木の芯の部分から
抽出されます。

シダ―ウッドの香りは
サンダルウッド白檀を思わせるものの、
それよりももっとドライな感じの香りです。

シダ―ウッドは
古代から寺院で薫香として使われてきましたし、
寺院などの
巨大な建造物を作るのに使われてきました。
シダ―ウッドの香り成分が
害虫や菌類から守り、
サンダルウッドのような
防腐作用があったからといわれています。

シダーウッドは幾度となく
聖書に登場しており、
豊かさ、多産、精神力の強さを象徴するといわれています。

閉塞状態を解消するエッセンシャルオイルなので、
神経がピリピリしているとき、
不安に取りつかれた状態のときに
突破口となってくれます。

迷っていて、疎外感を感じ、
バランスを失ったときに、
自我を支え、もとの道に戻してくれるといわれています。

日本語名は エンピツビャクシン。
かつては
最上級のエンピツの木の部分として使われていました。
鉛筆の木の香りを懐かしいと思う方は
昭和世代ですけどね。

シダ―ウッドのエッセンシャルオイルは
急性症状よりも、
長期にわたる慢性症状に
働きかけていくといわれています。

ホルモンバランス、
神経系の両方を活性化させることで、
体のバランスを回復させます。

シダーウッドは乾燥させる作用に強く、
呼吸器系に働きかけ、
痰のからみなどを切ってラクにしてくれます。

スキンケアにもしっかりと使いましょう。
収れん作用と、
殺菌消毒の作用を持っているので、
特に脂性肌の方にはおススメです。
ニキビ対策にも使っていきたいところです。

脂っぽい頭皮、フケには、
皮膚を柔らかくする作用があるといわれる
シダーウッドのエッセンシャルオイルを、
頭皮マッサージに使うとよいといわれます。

肌の母細胞の成長に働きかける
といわれているので、
今持っている化粧水に、
ほんの数滴シダーウッドのエッセンシャルオイルを
プラスしてあげてはどうでしょうか?

シダーウッドは、
力、忍耐力、確信を与えてくれる
素晴らしいエッセンシャルオイルです。

少しクセのあるウッディーな香りですが、

ラベンダー、ローズ、ネロリなどの
フローラルタイプ、
ベルガモットやレモンなどのシトラス系、
フランキンセンス、サイプレス、
ジュニパーベリーなどの樹脂・木由来のオイル

と組み合わせると、深みのあるブレンドオイルが簡単に出来上がります。

ラベンター+シダーウッドの組み合わせは
ねる前に嗅いでいただき、
足裏に塗ってあげることで、
眠りが深くなり、
目覚めがすっきりとなった、
という方もいらっしゃいます。

クオリティの確かなエッセンシャルオイルを
普段から使うことで
嗅覚を鍛えることができます。

嗅覚は、
記憶や感情、
そして自律神経をつかさどる
脳の部分につながっています。

そこを本物の植物の香りで刺激を与えると、
本能を磨き、直観力を鍛えてくれるのです。
あなたの新たな可能性の扉を開いてくれます。

今回はここまで。
明日もいい一日となりますように。
おやすみなさい。

シダー

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