#40 みんなできくアロマ – 酷暑で疲れ切った脳を休めるために使うアロマ
皆さんおはようございます!9月放送となります!
考えてみれば、もう6月中旬ぐらいから、30度超えの暑さがずっと続いておりまして、もう3ヶ月目ぐらいですね。この暑さ、いや、なかなか厳しい夏に今年はなっています。
私、いろんな方のインスタ だったりSNSを拝見するんですけど、皆さん8月に入ってから、
「なんかうっかり ポカミスをしました」
とか、
「こないだ こんなことしちゃいました汗」
みたいな投稿をされているんです。
普段はすごくきっちり真面目に完璧なイメージの方が、
そんなことを SNS で投稿であげていらっしゃって。いやー、暑いからですよね!
暑くて、とにかく 暑さに耐え抜く、もう本当に生き抜くための体力を使ったことで、
やっぱり 脳が疲れちゃってるんじゃないかなぁ…
という感じがしまして。
あ、そうだ、脳疲労っていう言葉があったなと思いまして、ちょっと少し調べてみました。
脳疲労とは?
脳疲労って調べてみたら、こういうことらしいです。
脳が疲れる状態、要は脳を使いすぎることで脳内に炎症が起きて 正常に機能しない。
脳って色々な機能があって、よくアロマの勉強をすると、大脳辺縁系という言葉をまず勉強します。これは大脳、脳の中で本能の部分につながると言われる機能、生きていくために必要な機能を司る「古い脳」と言われる部分です。
で、それ以外に、大脳新皮質。これは新しいという言葉が入るとおり、 新しい脳と言われていて、思考だったり、考えてることだったり、あとは言語、こういったものを司る脳の領域です。
あとは間脳と呼ばれるところに、自律神経とか食欲とかのコントロールをしてるコントロールセンターみたいなものがあります。
この3つの脳は、 脳が疲労するとうまいこと連携が取れずに、機能不全になる、というのが、まあざっくりと言うと脳疲労というような理解の仕方らしいです。
脳が疲れたら、アロマの香りを楽しんで、お昼寝
脳が疲れたと感じたら、私はもうとにかく、皆さんにおすすめしているのはメディカルグレード、セラピー グレードのエッセンシャルオイル、アロマを使った芳香浴です。
香りを純粋に楽しむ、これをぜひやっていただきたいんです。
とにかく脳が疲れたら、休むしかないわけですね。脳って結構エネルギーを使うわけですよね。酸素も必要になります。脳を休めるには、体を横にし、目を閉じるっていうのがやはり一番良いかと思います。
お勤めの方などは、お昼休憩中にお昼寝というか、デスクとかで 目を閉じて、ちょっとうつ伏せに5分ぐらい。これだけでもだいぶ脳は休まります。15分ぐらい休めるとすごくいい感じみたいですよね。
脳疲労を解消するポイント① – 1時間おきに5分の休憩
1時間おきに、5分の休憩を取りましょう!
と、デスクワークの方はよく言われたことがあるかと思います。
でもね、作業に集中すると、なかなか
1時間ごとに5分でピッっと休憩… タイマー鳴らして じゃあ 歩き回ってください、って、
まあそんなにできないものですし。
私は、トイレに行くのがもともと回数が少ない方なんですけど、
何かしらちょっと一つのことに集中し始めちゃうと
もう2〜3時間なんてあっという間に経ってしまって、
それで 座りっぱなしということがよくあるんですよね。。。
気づいたときに、「集中しすぎたな」、と思ったら、
歩き回ったり、ちょっとカラダを動かしたり、
ということだけでも、脳は休まりますので、やってほしいところですね。
脳疲労を解消するポイント② – 街歩き
あと、よく言われるのは、ネットに頼らず、自分の足で欲しい情報を探すっていうのもいいみたいですね!
いわゆる「街歩き」、
少し街を歩いて、ある情報が確実に取れるかどうかわからないけれども、うろうろ歩くっていうのも、とてもいいことみたいです。
私、最近、ピクミンブルームっていうスマホアプリをダウンロードしました。
これ、歩いて行くと、ピクミンと一緒にお花を植えたりとか、鉢をもらってピクミンを育てるみたいなのに、万歩計機能がくっついてるんですよ。ゆるいゲームなので、 例えば何千歩歩いたら何々がもらえる、みたいな感じの単純なものなんです。
せっかくだからちょっと歩数 増やしたいな、とか、ただ万歩計で歩数を見るだけじゃなくて、ちょっとビジュアルとか音がかわいいとか、カラフルなものが入ってくると、やってみたくなるんですね。歩いて成長していくピクミンを見てると、それだけでなぜか心が和んだりしています。
脳疲労を解消するポイント③ – 何も考えない時間を作る = アロマを活用する!
あと、何も考えない時間を作るというのがすごくポイントらしいです。
でも、この「何も考えない時間を作る」って、いや、もう、何も考えないって思ってる時点で考えていますよね?!
考えない時間を作るって、意識でなんとかなるものでは実は無い、と私は思ってます。瞑想や座禅とか組んでも、何も考えないところまで行き着くには、相当訓練もしなきゃいけないというのは、多分皆さんもご経験あるんじゃないかなと思います。
で、この、何も考えない時間を作るっていうので一番簡単に誰でもできる!と私が思っているのが、先ほどもお話ししたとおり、メディカル グレードのアロマの香りを嗅いでいただくというのが一番です。
香りは0.2秒ぐらいで、香りの芳香分子の伝達物質が 脳に届きますので、そうすると無意識 にスイッチを切り替えることができるんです。
その中でいろいろなアロマの作用という言いますか、カラダ、心への働きというものがありますが、アロマ事典などを見ていると、神経バランス回復作用と呼ばれるもの と あとは 神経強壮作用と呼ばれるものが、よいのではないかな、と思います。
脳疲労 – 神経バランス回復におススメの5種類のアロマ
神経バランス回復作用というのは、神経のバランスが悪いというか、要はブレが大きいということで、ちょっと緊張しすぎだったり、あとはうまく 力が入らないということも含まれており、その神経のブレをできるだけ少なくしていく、というものです。
ネロリとかプチグレン、マジョラム、ユーカリラディアタ、タイムなどがアロマ事典では紹介されています。
ネロリとプチグレンというのは、実は同じ植物から取れるエッセンシャルオイルでして、ネロリは ビターオレンジの花から取れるもの、あとプチグレンはビターオレンジの葉っぱから取れる エッセンシャルオイルになります。
ネロリは本当に華やかな、ちょっと 香水を思わせるような明るく、とてもバランスを取ってくれるオイル なんですね。
プチグレンは葉っぱの青っぽい感じの香りですけれども、これ単体よりもネロリと組み合わせると、とても良い香りになりますね。
あと マジョラム というオイルは、スパイスとしても使われるオイルですね、オレガノと同じグループの植物になるのかな。これは キーワードとしては 調和 なんですね。マジョラムは、筋肉が特に緊張すると、交感神経が優位になって、ぎゅーっとしまってくるような時に、マジョラムのオイルの香りを嗅ぐと、その緊張を緩める感じになります。
あと 、ユーカリとかタイム、少し刺激が強い香りですけれど、その刺激でバランスを取るとイメージしておくと良いかもしれませんね。
脳疲労 – 神経強壮におススメの5種類のアロマ
もう一つの神経強壮作用というのは、
あまりにも脳が疲れてしまったり、エネルギーがとにかく落ちてるような時に、
ちょっと奮い立たせるような力を持つエッセンシャルオイルになります。
代表的なのは、
オレンジ、
木から取れる エッセンシャルオイルで、ブラックスプルース、サイプレス、バルサムファーやアカマツ・ヨーロッパ。
ほかには、
ユーカリとかティートリー、ニアウリ、
パルマローザ、ペパーミントなど、
神経をちょっとピッとさせる力もありますので、おすすめです。
あと、女性はぜひ、クラリセージというエッセンシャルオイルにもぜひトライしてもらいたいと思います。ホルモンバランスを整える作用もありますし、
更年期にさしかかるような女性は、このクラリセージを上手に使っていただくと体調の管理、あとはメンタルの管理がとてもしやすくなると思います。
脳疲労 – おススメアロマのカンタンな使い方
使い方としては、アロマのボトルを開けてその瓶から香りを嗅ぐというだけで十分です。何か特別な手順を踏まなきゃいけない、っていうことでもありません。
例えば瓶からあの香りを嗅いで、もうちょっとこの香りをしっかり楽しみたいな、と思ったなら、1滴手のひらに垂らしていただき、手のひらにそのオイルを広げて深呼吸をします。
もうそれが実は一番の瞑想になる、私は思っています。是非試してみてくださいね。
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